サム・シャープ・スクエア
Sam Sharpe Square
サム・シャープ・スクエア(Sam Sharpe Square)は、モンテゴ・ベイのダウンタウンの中心地にあります。1831年のクリスマスに奴隷解放運動の反乱を起こし絞首刑に処されたサム・シャープの銅像が、その処刑された場所に建っています。
⇒ サム・シャープ・スクエアの場所
元々はチャールズ スクエアと呼ばれていましたが、1976年にモンテゴ・ベイ出身の国民的英雄サム・シャープにちなんでサム・シャープ・スクエアと改名されました。
ザ ケージ
サム・シャープの銅像のすぐ横に、1806年に逃亡奴隷の刑務所としてレンガと石で作られた小さな建造物「ザ ケージ」(The Cage)があります。
サム・シャープ
1801年:奴隷の家庭に生まれる。新聞や手に入る本を読んで教養を身につけ、バプテスト信徒説教者になる。
1831年12月27日:クリスマスに反乱を起こし解放運動の指揮をする。
1832年5月23日:捕らえられ裁判の結果、絞首刑の判決を受け処せられた。
1975年:ジャマイカの国民的英雄とされ、ジャマイカの50ドル紙幣にサムの肖像が描かれています。
サム・シャープが処刑された後、奴隷制廃止運動が高まり、1838年にジャマイカのすべての奴隷が解放されました。
取材協力:Jamaica Tourist Board
サム・シャープ・スクエアの場所
Sam Sharpe Square : F3FG+CRX, Montego Bay, Jamaica