ジャマイカ産ラムについて

ジャマイカ産ラム

ラム酒はジャマイカの特産品のひとつとして挙げられます。特にアップルトン・エステートやハンプデン・エステートのラム酒は、上質なことから、お土産品としても人気です。共にラム酒工場の見学ツアーを実施しています。

ジャマイカ産ラムの歴史

ジャマイカにはかつて、150近くの蒸留所が操業していました。ジャマイカにおけるラム酒の生産は、イギリス人が上陸し、発酵させたサトウキビからラム酒を作り始めた1650年代にまで遡ります。サトウキビ農園はジャマイカの歴史において重要な位置を占めており、砂糖貿易以外にも、ラム酒はアメリカ大陸と肉、塩漬けの魚、家畜などの物資と交換されていました。
技術の進歩に伴い、ジャマイカの蒸留所の数は劇的に減少しましたが、ラム酒の生産量と品質は向上し続けています。

アップルトン・エステート Appleton Estate

アップルトン・エステート Appleton Estate

アップルトン エステートは、ジャマイカで現在も操業を続ける最古のラム酒蒸留所であり、1749 年からこの優れた技術を磨き続けています。1862 年以来、数々の賞を受賞しているアップルトン エステート ラムは、世界最高のラム酒の 1 つです。
セントエリザベスにある蒸留所を実際に見学することができます。

ハンプデン・エステート Hampden Estate

ハンプデン・エステート Hampden Estate

ハンプデン・エステートは1750年代からトレローニーの静かな丘陵地帯でラム酒を生産してきましたが、ジャマイカ国内外の市場ではあまり知られていません。
しかし、ハンプデン・エステートは、世界的に有名なシャネルの香水の香りや、ハーゲンダッツのセンセーショナルなラム&レーズンアイスクリームのフレーバーに関わっているのです。
また、世界中で販売されている人気のラム酒やスピリッツの原料としても使用されています。

ラムベースのカクテル

ラムベースのカクテル

ラムベースのカクテルは、ダイキリ、モヒート、キューバリブレをはじめ、ピニャコラーダ、マイタイ、バカルディなど、ラムベースのカクテルが挙げられます。
ホテルやバーでは、オリジナルのカクテルがあるはずです。いろいろと試してみましょう。

参考:Jamaica Tourist Board