JAPEX 2023 の内容
以下は、JAPEX 2023のダイジェストです。
JAPEX 2023 のオープニング
JAPEX 2023は、モンテゴ・ベイ・コンベンション・センター(Montego Bay Convention Centre)で開催されました。モンテゴ・ベイ・コンベンション・センターは、カリブ海の主要なミーティングやカンファレンスを行うセンターとして、ワールド・トラベル・アワードを 10回受賞しています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中の経済に大きなダメージを与えました。特に移動制限を強いられた旅行業は最も大きな影響を受けました。ジャマイカの産業は観光業のウエイトが大きく、国レベルでかなりのがダメージがありました。なので、観光業の復興は急がなければならないのです。
ジャマイカは、ここ数年の負の遺産をできるだけ早くに回収するために、2024年には2019年以前の集客を上回るようにしようという計画がたてられています。過去のジャマイカへの来島方法で最も多いのは、飛行機ではなく大型クルーズ船でした。大型クルーズ船のランディング地はオーチョ・リオスですが、モンテゴ・ベイにもランディング・ポートを造るようです。それと同時に、サングスター国際空港やノーマン・マンリー国際空港の利便性を向上させる改修が計画されています。
Media Breakfast 2023
世界中のメディア関係の訪問者を集めて、朝食会が催されました。私が所属したグループは、アメリカ、カナダ、スペイン、ブラジル、メキシコ、カリブ、インドからの参加です。日本人は私一人でした。アメリカからは数人の方が参加していましたが、そのうちの一人は、NHKのワシントンD.C.支局の方で、G7広島サミットの際に来日され、なんと広島でバイデン大統領にインタビューをされたという方でした。親日家の方で、とても親切にしてくれ、他の参加氏の方々に紹介してくれたので助かりました。
Media Breakfast では多くの質問が飛び出し、それら一つ一つに丁寧に返答するので、なんと予定が2時間近く押して終了しました。
ジャマイカの観光はジャマイカ北部に集中します。多くのリゾートホテルは、オーチョ・リオス、モンテゴ・ベイ、最近ではネグリルに集中していて、朝や夕方はこれらの区間が交通渋滞でひどい状況になります。その解決方法として、バイパスを建設する必要があると言ってました。今まで以上に集客を計画するのであれば、マストのインフラ整備となるでしょう。
ウェルカム・レセプション
初日の前夜、モンテゴ・ベイの西に25km、サンディー・ベイ(Sandy Bay)にあるアクティビティ基地となる Chukka Ocean Outpost at Sandy Bay を貸し切りでウェルカム・レセプションが開催されました。多くのスポンサーが協賛して料理や飲み物が振る舞われます。海上ステージでは音楽ライブ、DJ、パフォーマンスショーが繰り広げられていました。
クロージング・イベント
最終日の夜は、高級リゾートのサンダルズ・モンテゴベイ(Sandals Montego Bay)で、閉会イベントが行われました。この時、メディアチームは遅い目からの参加だったので、めちゃくちゃ盛り上がっている会場に突入という感じでした。
到着時に演奏していたバンドは、レゲエやスカとソウル・ミュージックやR&Bを融合した楽曲を演奏する非常にクオリティが高いバンドで、その演奏力やパフォーマンスに度肝を抜かれました。最後の最後となる11時過ぎまで大騒ぎしてホテルへ帰るバスの中では撃沈してました。
ジャマイカ観光に少しでもお役にたてればと思いました。
取材協力:Jamaica Tourist Board
モンテゴ・ベイ・コンベンション・センターの場所
Montego Bay Convention Centre : Rose Hall, Rose Hall Road, Montego Bay, Jamaica