カッショクペリカン
Pelecanus occidentalis

カッショクペリカン Pelecanus occidentalis

カッショクペリカン(Pelecanus occidentalis)は、アメリカ本土の沿岸や、カリブ海沿岸、カリブの島々の沿岸部で見ることができる、大型の野鳥です。
特大のくちばし、曲がりくねった首、大きくて灰褐色の体を持つ、少しコミカルでエレガントな鳥です。
海上を滑空し、上空から海に飛び込み、衝撃の力を利用して小魚を気絶させてから、クチバシに付いた袋ですくい上げて食べます。
かつて、カッショクペリカンは農薬汚染の影響で、滅の危機に瀕してましたが、種が回復した好例とされています。

カッショクペリカンを見た場所

カッショクペリカン Pelecanus occidentalis

ホテルのレストランで朝食を食べている時、レストランから見えている海辺に、大型の野鳥が降りてきたのが見えました。朝食の途中でしたが、海辺に飛び出して行きましたが、見失いました。かなり大きかったので不思議に思ってました。あきらめかけて少し遠くの防波堤に視線を移すと、大型の野鳥がいるので双眼鏡で見ると、喉元がウやサギではなく、ペリカンのようだと思って、とりあえずデジタル・ズームで撮影しました。
他に大型の野鳥が見当たらないので、おそらく、ホテルの前の海岸から防波堤まで低空飛行をしていったのでしょう。
カッショクペリカンは、大型の野鳥なので、海の上を飛んでいるのを見かける機会は少なくないそうです。
海上を大型の野鳥がV字編隊で飛んでいたら、カッショクペリカンか、その他のペリカンの可能性が高いそうです。

参考

カッショクペリカンの写真(外部リンク)

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