ジャマイカ観光ニュース速報(転載)

ハリケーン「メリッサ」通過に伴う 観光客の安全確保を再確認

キングストン、ジャマイカ:2025年10月27日(月)

エドモンド・バートレット観光大臣は、現在ジャマイカに滞在しているすべての観光客に対し、ハリケーン「メリッサ」への包括的な備えと対応を進める中で、「彼らの安全は引き続きの最優先事項である。」と述べ、安心するよう呼び掛けています。

観光省に設置された観光緊急対策センター(TEOC)は、現在フル稼働しており、ハリケーン対応に関する観光セクター全体の中核的な調整拠点として機能しています。同センターは状況の推移を監視し、情報共有を統括し、ホテル、観光施設、業界関係者、交通事業者、並びに関係政府機関との間で円滑な情報伝達が行われるよう体制を整えています。

TEOCは、防災・緊急事態管理庁(ODPEM)、ジャマイカ・ホテル観光協会(JHTA)、およびその他の主要パートナーと常時連携し、観光関連施設が定められた安全プロトコルを確実に遵守していることを確認しています。

エドモンド・バートレット観光大臣は、「観光客の皆様の安全と安心は最も重要です。TEOCと業界関係者の協力体制を通じて、必要なすべての対策を講じ、すべてのゲストを保護・支援できるようにしています。ジャマイカの観光業界は強固なパートナーシップとレジリエンス(強靭性)によって支えられており、その価値観が現在の対応の指針となっています。」と述べ、この期間中「島内に滞在するすべての観光客の安全と支援を確保するという政府の強い決意」を改めて表明しました。

同大臣によると、現在島内には約25,000人の観光客が滞在しており、「観光客も地元住民も安全を確保するために、すべての関係者が全力で取り組んでいる」と述べました。

また、連携対応の一環として、島内各地のホテルでは、滞在延長が必要な観光客を支援するために特別割引料金を提供しています。さらに、ハリケーン通過中に安全な場所を必要とする人々のために避難所も開放されており、これらにはモンテゴ・ベイ・コンベンションセンターやネグリルのジェームズ・ハンター・カンファレンスセンターが含まれています。

空港は現在、安全が確認され次第の再開に向けて準備を進めており、気象条件が整い次第、観光客が速やかに帰国できるよう対応しています。

観光緊急対策センター(TEOC)は、引き続き24時間体制で稼働し、支援活動の調整および観光業に関わるすべての人々の安全確保に努めています。
観光客の皆様には、宿泊ホテルツアー担当者航空会社と密に連絡を取り、最新情報を確認するよう呼びかけています。

公式な情報および注意喚起

公式な情報および注意喚起は、以下の機関を通じて継続的に発信されます。

  • ジャマイカ気象局(Meteorological Service of Jamaica)
     [@metservicejamaica]
  • 防災・緊急事態管理庁(Office of Disaster Preparedness and Emergency Management)
     [@odpemjamaica]

観光関連事業者および観光客で支援が必要な方は、以下の連絡先にてTEOCまでお問い合わせください。

  • 緊急電話番号: (876) 382-6712、(658) 213-2802、(658) 213-2803、(658) 213-2804
  • WhatsApp ライン: (876) 469-0265
  • Eメール: teoc@mot.gov.jm

ハリケーン「メリッサ」に関するFAQs

Hurricane Melissa FAQs(外部リンク・英文)

ジャマイカ観光局(JTB)より転載